Hiyoshi Naoyuki TRIO ”彗平線” ~2019冬ツアー『渡り鳥が見つめるは彗平線』

渡り鳥トリオ、2019冬ツアーがいよいよ始まります。東京はいつもライブをさせて頂いている公園通りクラシックスさん、大阪は昨年ソロピアノライブをさせて頂いたGULI GULIさん、神戸は李さんとの縁から始まった100BANホールと、それぞれご縁のある会場にて、音を紡いでいきます!

12/1(日) 東京・渋谷 公園通りクラシックス
12/7(土) 大阪・池田 GULI GULI
12/8(日) 兵庫・神戸 100BANホール

これまで水谷さんと芳垣さんとのトリオはNaoyuki Hiyoshi TRIOとして活動してきましたが、今回から『Hiyoshi Naoyuki TRIO ”彗平線” 』という名前をつけました。読み方は彗平線(すいへいせん)です。

チラシは、ずっとタッグを組んでいる京都のイラストレーター ナカガワ暢さん。

チラシ校正のアドバイスや整理を、GULI GULIの中川裕美さんにもして頂きました。

そして文章は、僕がニューヨークで知り合い、福岡県那珂川市のまちづくりや本と人との関わりをテーマにした企画を打ち出している坂口麻衣子さん。7日のGULI GULIのライブでは、本の選書と展示をして頂く予定です。

録音はタイムマシンレコードの五島昭彦氏、調律(7日と8日)は鈴木優子さんのタッグで。

映像は、大学の同級生で今週末に放送されるドキュメンタリーでディレクターも務めた長野の仁科賢人くんに撮って頂きます。

本当に色々な方に、携わって頂く企画になりますし、色んな分野の方に聴いて頂きたいと思っています。特にチラシや文章はコミュニケーションをたくさん取ってこだわりましたし、音楽はその一歩もニ歩も先に進みたい。そして、芳垣さん&水谷さんの音楽界を支えているレジェンドふたりと奏でる生の音を、是非体験して頂きたいと思います!
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Hiyoshi Naoyuki TRIO ”彗平線” ~2019冬ツアー
『渡り鳥が見つめるは彗平線』

音とともに浮かび上がる美しい情景。
そこに現れる一筋の彗平線。
それは、広がり、揺れ、ときに激しく躍動する。
風が疾走し、閃光を放ち、またたいては消える。
絶対的な美しさを知り、多くの智慧を携えて
それでもなお、新しい世界へと羽ばたく渡り鳥は
今、彗平線を見つめる。
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【DAY1】12/1(日) 公園通りクラシックス(東京・渋谷)
■詳細
日時|2019年12月1日(日)
時間|開場19:00 開演19:30

■会場
公園通りクラシックス(東京都渋谷区宇田川町19-5東京山手教会B1F)
http://koendoriclassics.com/

■チケット料金
①前売 3000円
②当日 3500円
③学生料金(中学生以上)1500円
④小学生以下 無料

■ご予約・お問い合わせ
03-6310-8871(公園通りクラシックス
meisourecord@gmail.com(瞑奏録音)
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【DAY2】12/7(土) GULI GULI(大阪・池田)
■詳細
日時|2019年12月7日(土)
時間|開場17:30 開演18:00

■会場
GULI GULI(大阪府池田市鉢塚2-10-11)
http://guliguli.jp

・阪急/石橋阪大前駅(東口改札)より国道176号線沿い徒歩13分
・阪急/池田駅で下車、国道176号線沿い徒歩20分

■チケット料金
①前売 3500円(お茶付き)
②当日 4000円(お茶付き)
③学生料金(中学生以上)1500円
④小学生以下 無料

■ご予約・お問い合わせ
お名前(代表の方)、人数、当日連絡のつく連絡先を記入の上、下記の連絡先まで上記の内容をご連絡ください。
info@guliguli.jp / 072-734-7603(GULI GULI)
meisourecord@gmail.com(瞑奏録音)
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【DAY3】12/8(日) 100BANホール(兵庫・三宮)
■詳細
日時|2019年12月8日(日)
時間|開場17:30 開演18:00

■会場
100BANホール(神戸市中央区江戸町100番地高砂ビル2F)
http://100ban.jp/

■チケット料金
①前売 3000円
②当日 3500円
③学生料金(中学生以上)1500円
④小学生以下 無料

■ご予約・お問い合わせ
078-331-1728(100BANホール)
meisourecord@gmail.com(瞑奏録音)
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■プロフィール
Hiyoshi Naoyuki TRIO ”彗平線”
日吉直行(piano) 水谷浩章(bass) 芳垣安洋(drums)

ジャズという枠にさえ縛られない自由でしなやかなピアノと
呼応するように鋭く熱を帯びたドラムと
たおやかな空気を纏ったベースとが響き合う。
星々を旅する渡り鳥をモチーフにした
自由な発想と音遣いの楽曲たちは
瞬きと閃きを持って遥か水平線を越えていく。

・Blinking(LIVE)
https://www.youtube.com/watch?v=TiIVRFcINMA

・Maboroshi(LIVE)
https://www.youtube.com/watch?v=lb3aVn22RXQ

・Polyversal(LIVE)
https://www.youtube.com/watch?v=173xsECRlR4

■企画・制作
Meisou Record|瞑奏録音
Time Machine Record|タイムマシンレコード

台風明けの2日間は京都③

月曜日の今日は、音楽を担当している桂川にある写真スタジオ Umoreでの結婚式演奏でした。微妙に雨っぽい感じだったので、雨っぽいような曇りのような即興演奏をしてきました。

ここでの演奏はUmoreさんと一緒に作ってきた式の音楽スタイルで、リクエストや曲を挟みつつ、言葉の合間やその空気を感じながらの演奏。結婚式の演奏には、即興演奏が適しているとずっと思ってきたので、それを実践しています(今年か来年アタマに実際の演奏動画を挙げる予定です)。

お昼からは丸太町に移動して、ノンさんのネコを見に。ノンさんの今日の服装、いつもよりスタイリッシュやったなぁ。なんかあったんでしょうか笑。ノンさんは、今年も大忙し。各テレビ局の台本冊子のイラストを担当したり、京都新聞カレンダーも担当したり、猫も描いたり。

合間に僕のチラシを作って下さってますが、いつも非常に音楽的なイラストを描いてくださいます。僕の音楽も表してもらいながら、ノンさんの表現も盛り込むコラボのようなものをずっと続けています。普通なようですが、このバランスが成り立つのは案外難しいんです。

10/26にあるソロライブのチラシもノンさんに描いていただきました。ここに調律の魔女(魔術師) 鈴木優子さんの技術が加わります。最近作った曲や即興、音楽の話なんかも交えながらアットホームに進めていきますので、お気軽にどうぞ◎
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日吉直行 ピアノ独奏会『燈火が灯る頃』
@ Bazaar Cafe(京都・今出川

■出演
日吉直行(piano)

■会場
Bazaar Cafe(京都府京都市上京区岡松町258)
www.bazaarcafe.org

■詳細
日時|2019年10月26日(土)
時間|開場17:00 開演17:30
料金|予約2500円 当日3000円 学生1500円(小学生以下無料) *1drink付き

■ご予約・お問い合わせ
瞑奏録音
090-3416-6101
meisourecord@gmail.com

バザールカフェ
075-411-2379
kyoto.bazaarcafe@gmail.com
(火〜土曜日11:30〜17:30)

台風明けの2日間は京都②

出逢って1年経ってないけど、すでに親友のように時間を過ごしている小谷家ご夫婦の結婚式が貴船神社にて行われました。夫のさとしくんは僕の知り合いの中でも1番くらい優しくて、純粋な気持ちを表現できるし、アートを捉える感性がすごく素敵です。あと底なしの体力の持ち主。

奥さんのmisaさんは先日神戸駅のパフォーマンスでもご一緒でしたが、今回は神社にてドイツで画家をしているお兄さんと一緒に、僕の曲「Maboroshi」を使ってライブペインティングをして下さいました…感無量〜。絵を描くことが人生の一部になってる様子を目撃した感じで、これからその感性は素晴らしい瞬間をキャッチし続けるでしょうね。おめでとうございます😌。

今回の結婚式を作っている方や参加者にはアート関係者が多く、非常に刺激的な時間でした◎

台風明けの2日間は京都①

日曜日は朝から一澤帆布の職人さんの伴さん(+ジュニア)と京大で法哲学を中心に教えてらっしゃる那須さんと今月末にあるソロライブのチラシ配りに行ってきました。

ライブ会場近くにある、僕のゼミの先生でもあった若尾先生がよく企画されているカフェ Social Kitchenに狙って行ったら、なんとくみさんが店を切り盛りしていてびっくりしました。長らくお会いしていなかったのですが、お元気そうで何よりです。中国語のお話や美味しいさつまいもケーキ、くみさんのマシンガントーク、楽しかったです。畏れ多くもCDを奉納してきました。また行きます^_^

その後は、生花使ったアートを手がけるスタイリッシュな田井中さん宅へお邪魔しつつ、CDを置かせて頂いているけいぶん社へ。今回のソロライブのチラシを置かせて頂いています(若尾先生の本も那須さんの本も置いてあります)。店長のかまたくんもお元気そうで、楽しく業務中にお喋りした後、叡山電鉄貴船神社へ。

京大の先生でもある那須さんは、ジャズにもかなり詳しく、トラッド〜フリー〜現在まで穴がない。そして、ニ手も三手も先の言葉を読むので、対抗するのは至難の業すぎるのですが、自分のためにも一緒にトーク企画をやろうと企んでいます(ゲストも豪華かも?)。

台湾雑記②(長文) - 青い鳥は、強い意志と深い智慧を携えながら、枸櫞の香りがする椛へと。

台湾訪問を終えて、整理することをつらつらと。

今回の旅は3泊4日でしたが、移動も挟むと実質2日くらいで、現地の案内人もなく、もらった貴重な情報を元に自分で調べて、broken Englishでライブ交渉までできたのはかなり収穫と自信になりました。自身の言葉で音楽を説明して、実際に弾いて、自分の足で情報を稼ぐことは、日本でやり続けていることでもあり、その経験が生きました。

キッカケは、日本で主にギャラリー関係から知り合った山中さんが今回台湾で企画をするということと、彼女と縁のある櫞椛文庫の林さんが、You Tubeで僕の音楽をかなり気に入ってファンになって下さり、台湾での演奏企画が持ち上がったため、それなら直接行って話をしようと思い立ったことでした。前にポーランド人から、僕の音楽が好きだとメッセージをもらったときも今回も、国を越えて音楽を奏でられることがどれだけ嬉しいことかと思うと同時に、音楽を勉強して良かったなと純粋に思います。

林さんは、日本の音大の大学院に合格した経歴を持ち(オーボエが専門であったようです)、商社で日常的に日本語でビジネスをしていたようで、詩の意訳ができるほど日本語が堪能です。そこから紆余曲折あってアートスペースの館長をされているようで、彼と話をしているとオーケストラをはじめとする生音に対する認識やピアノを大事に扱うこと、そして今のアートシーンに共通する課題を共有しているとわかり、国を越えて共に歩んでいける人だと感じています。

個人的にはなりますが、音楽的な整理からも見えてくるものもありました。今僕はご縁があって鹿児島のプロジェクトで校歌や民謡に触れる機会が多く、先週のレコーディングでは木曽節にも向き合えました。大きな視点で見ると、その鹿児島から奄美、沖縄、台湾、タイやインドネシアにいたる東(南)アジアのペンタトニック圏があり、ここに「アジアの中の日本という意識から発するメロディが含まれているのではないか?」と考古学的な取り組みをしているところなんですが(アジアっぽい音楽を作りたいわけじゃない)、一方でハーモニーやリズムはどうしても西洋の感覚(ここは現代音楽を含むクラシックもジャズも)で整理されたものが多くて、それを時代に合わせて先に進めていく作業をしている感覚があります。今回は台湾の音楽シーン(ポップス、ロックやノイズを含む即興など)やミュージシャン(現地のミュージシャンとタイミングが合わず;)に触れるところまではいけませんでしたが、次回は台湾のsongも含めて、『いま』を感じられたらイイな◎

また色んなピアノを触りましたが、状態の良し悪しに関わらず、豪華なピアノが多かったです。でもその能力を引き出されていないピアノが多く、自費で借りると会場費もかさみそうな場所に置かれていたり、眠ったままでいるのは勿体無いですね。また、青鳥居所さんのピアノのようにオープンな場にはあるけれど壊れているため、誰も弾かせてくれとは言わないのでしょうか、かなり珍しがられたのですが…。お洒落さを優先して、ピアノを大事にしていないのではないかという現地の貴重な意見も聴きました。

乱暴な整理であることを断っておきますが、今の時代にアートに携わる命題の1つに、「お洒落であること と 内容的に深いこと のバランス」というものがあります。これは率直に日本でも台湾でも同じ状況である一方で、台湾の方がそのバランスは日本よりは「心地良い」ものだと感じました。

僕はこのバランスに関して、台湾から学ぶところがたくさんあると思うし、あとはどれだけ純粋でいられるかが鍵だと思っています。キレイなものだけで世界は作れない。けれど暴力で世界も作れない。美しさと破壊が問うものは、まさにここです。

意識的なアーティストは、その狭間を意識していて、必要以上にどちらが優位であるかを言わない or 言葉を変えて、表面的に陥りやすい罠を回避している、と感じます。その罠を掻い潜るためには、過去の作品や歴史からアートの現在地と行く末を見失わない『羅針盤』を持ち、それ乗り越えていくというタフな『意志』と『智慧』が必要だと改めて思いました。

台湾で出逢った青い鳥が、その意志と智慧を携えて、この枸櫞の香りがする椛へと運んで来てくれたように感じてならない、最後はそんな気持ちでした。

台湾雑記① - 生活編(台北)

まず玄関の桃園空港。大きくて近代的ですが、4月に行ったインドネシアの空港にも少し似てて、スケールのデカさとゆるさが割と日本寄りにまとまってます。

電車は、地下鉄移動が基本で慣れたらすごく簡単。みんな「降りてから乗る」の基本ができてます。スマホ触るか目を瞑るのは世界共通。

バスは適当で難しい。日本でもバスは難易度高いため、行き先が違うところに運ばれることもしばしば。タクシーは、行き先が伝わればなんとか。両替はしてくれないことがある。挨拶は気持ち良いです。

気候は今は真夏ではないものの暑いです。ただインドネシア同様、初めに順応できれば、うまく行きます。長袖いらず。サングラスはあるといいかも。

セブンイレブンファミリーマートスターバックスミスタードーナツ無印良品吉野家、日本で見慣れたものばかり。何も困りませんでした。

人柄は、現地の人曰く素直だそう。確かに感情表現が実直で、相手を受け入れる準備ができているイメージがありました。ここに関しては、まだ深いとこまでは感じれてないかな。

ちょうど全く同じ日程で、大学の同級生栗山くんが近くのホテルに社員旅行で泊まってるという偶然がありました。びっくりして夜中の牛肉麺とチャーハンを食べましたが、この偶然に関しては信じられない。

最後に泊まったホテルの共通ロビーにあった「反核」のフラッグ。No more Fukushimaですって。台湾が震災のときに多額の支援をしてくださった事は僕でもきちんと覚えています。日本も台湾が困ったらたくさん支援します。だからいい国にしていかないと。

台湾DAY3

台湾滞在3日目になると、だいぶ慣れたもので、この日もピアノ調査からスタート。

まずは「青鳥書店」へ。ここは長野の木べら職人 大久保さん夫妻経由からピアノがあるのではないか?と情報があったところ。いくつかのお洒落な内装のお店やアートスペースが集まっていて、若者が多かったのが印象的。日本で写真を見たときは店内にピアノがあったのだけど、今は台湾内に3店舗ある違うお店にあるとのことで、そちらへ移動。

大同という台北の中でも現地の人が多い地域であり、そこにある「青鳥居所」書店さんへ。「青い鳥」は、僕の音楽ではイメージカラーでもあり、モチーフにしています。そのままの名前のお店があるのは偶然とは言え、縁を感じます。店内はこちらもお洒落な内装で、午前中は店員さんが本を読んでるくらい空いていたので、いつもと同じように「いきなりピアノを弾かせてください」と頼んだら、こちらも「ピアノが相当古いですけど」と言いながらも快諾して下さいました。メーカーはよくわからない、そして調律は全音違うほど狂っていたので、とても曲は弾けない状態でしたが、汗をかいた日本人が書店にわざわざピアノを弾きに来たのが良かったのか、打ち解けてFBページにも載せてくださいました。こちら↓
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2560879810671868&id=2387303581362826

そして大同からさらに北にあるファッツオリのお店へも行ってみました。ベーゼンやファッツオリは外車のようなものなので、なかなか触らせてもらえないだろうと思ってましたが、案の定ノンアポではダメだということで、写真だけ撮ってきました。

午後は、台湾での人や場所を紹介して下さった山中さんとお茶がてら前日行きそびれた青田芸集さんへ。最初はノーアポはちょっと…と難色を示されたんですが、ちょうど休みどきで、半ば強引に弾かせてもらって、お店の方には喜んでもらえました。ここはまるで高級なイタリア料理店のようで、台湾でも有名な方がオーナーであるとのこと。肝心のピアノは、台湾では初のYAMAHAでよく調整されてるようでした。毎週金曜の夜にクラシックやジャズの演奏があるようで、割と高級向けなのかもしれません。

夜はその山中さんが企画された豊原エスさんの詩の朗読会に参加。
エスさんは京都在住でとても女性的で日常的な詩を書かれる方。日本語がわからない台湾の方もいたので、音やリズムを重視して読んでいたのが印象的。場所は、日本にいるときから交流のある林さんが館長をつとめる櫞椛文庫さん(林さんと櫞椛文庫さんについては別記事にて)。その日の模様はこちら↓
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2444474902540446&id=100009338802175

朗読会が終わってからは、台湾在住の日本人の方に現地の人がくる居酒屋に連れて行ってもらい打ち上げへ。蛙や臭豆腐を食べたり、日本の鳥には感じない臭みを持った鳥を食べたりしました。鳥だけは最後まで慣れなかったな〜。

翌朝早朝の便で日本に帰ってきました。

台湾DAY2

今回は日程的に台北だけになるかなということで、台北方面のピアノのある場所&ライブのできる場所を色んな方からの情報を元に巡ってきました。

まずは泊まってるとこの近くにある台北當代藝術館をさくっと訪れてアート関係の情報を探り、文水藝文中心へ。オープン前に一人だけスタッフさんがいて、いきなりにも関わらず見せて下さいました◎。ここはこじんまりしたホールみたいな感じで、FAZIOLIとGROTRIANのグランドがありました。併設されている露西亞咖啡 Café Rossiyaというレストランには、Bosendorferの鍵盤が少ないやつがあり、ライブやセッションなどが行われているとのこと。実際にピアノを弾かせてもらって確かめた感じだと、ピアノの状態はグロトリアン>ファッツオリ>ベーゼン。日本にはあんまりないメーカーばかりなので結構珍しい場所。料金は多分台湾では高めかな。

次に南の大安森林公園のあたりへ移動。Rhythm Gallery 緑境芸廊、青田芸集 Art Reading Cafe'、台北月見ル君想フ(台湾にもあるんだ)などにいきましたが、青田芸集さんだけがOPENしていて、あとはCLOSE。ちょっと南にある国立台湾大学芸文中心までは行けなかったので、明日もう一度行こうかなエリア。

そこから北に移動して、十方楽集へ。ここも小さなコンサートホールみたいな感じで、ベーゼンの黒鍵盤付きとカワイの2台がありました。ここのベーゼンはよく調整された感じで弾きやすかった。料金はここも高めだって言ってました。

こういうホール的なグランドピアノがある場所も結構ありますね。でも台湾では高めの料金設定だと思うし、もう少し身近な場所にもピアノがあるはずだと思うので、明日はそのあたりを巡る予定です。

あとは1日地下鉄で色んな線に乗ったり、歩き周ったりしたおかげで、方向とか移動のコツがつかめてきましたし、できるだけ日本食とかコンビニ以外で食べたりしてますが、暑かったので一度だけ誘惑に負けてスタバに入ってしまったら、なみなみのコーヒーをついでもらいました。基本的に日本と全然変わらないので、過ごしやすいです。

9/30はコスミックホールでレコーディング

10/20(日)の深夜に放送される長野朝日放送制作のドキュメンタリー番組『おやまに生きる』の音楽レコーディングを終えました!ソロピアノで全67テイク、サクサク進み約5時間で完了。非常にスムーズなレコーディングでした。

コスミックホールは兵庫県加東市にあるホールで、録音の五島さんが絶賛している通り、舞台上の響きは、五島さんのマイクとの相性も含めてレコーディングするのに最適です。特にリバーブなんかは「これがリバーブなのか」と体感できるくらい豊かで、その場でピアノを弾くだけでいいフレーズが出てきます(今回はそれもたくさん利用しました)。

今回の音楽作りは、楽譜にはメモの作曲フレーズしか書いていなくて、その場で全部即興演奏し、構造も即興で組み立てていきました(だから楽譜がありません)。この即興と作曲のブレンド感は、鹿児島の校歌プロジェクトから積み上げてきている感覚で、共通のテーマフレーズを好きに盛り込んだり、御嶽山が歌詞で出てくる木曽節を引用したりと、僕の音楽作りの根幹になっているやり方で進めていきました。

五島さんは、技術職人でありながらアーティスト以上に音楽的に音を録る人。毎回録音でアーティストとして作品作りに参加してもらってるようなもので、ピアノの録り方、マイクの置き方全てに技術が詰まっています。いま僕が積み重ねている「音色づくり(ピアノだけではない音楽の音色づくりという意味)」もリアルタイムで共有していて、それをどう録るかというとこまで高められた作品作りになりました。

調律は優子さん。今回はコスミックホールが夏の改修工事を終えたばかりで調整不足だったのもあり、結構苦戦した模様。僕も掴むまで少し時間が要りましたが、最終的にはばっちり。
優子さんも技術職人でありながら、そこを越えた感情表現までも調律の技術として表現してきます。優子さんと仕事をするようになってから明らかにタッチが変わっているし、調律との連動でピアノを弾くという感覚が、ホールという場でますます高まったと感じています。

お二人とこうやって世代を越えて、仕事や作品作りをさせて頂ける環境は本当に僕の成長に繋がっています。今回のレコーディングは最初に二人と出会った約8年前のことを思い出しながら、お互いどこまで成長したかを確かめ合う、そして腕を磨きながら進化させていく、そんなことを再認識した1日でした。

音源は何かしら形にしようと思っています。そして放送日が10/20(日)の深夜(地域によって時間が違います)ですので、またお知らせします。