20260408|青い舟に乗って

もう先日のことになりますか。
Bluemanship Live、無事就航を終えました。
作り手のメンバー、100BANホールさん、アイガットサロンさん。
そして、ご乗船してくださった皆様。
ありがとうございました。

ユニットとしての波長、色彩、呼吸、鮮度、密度、深度。
それに共鳴した会場の温度感。
これまでで、一番良かったライブだった。

セットリストの半分はこの日のために書いた曲たち。
だからこそ、何もしないことへの準備ができ、
即興と作曲の間をふわふわするスタイルの奥底に、
「人と空間をみる」ことの”ちゃんとした”意味を体感できたように思う。

ライブで特に力を入れてきた音場へのアプローチも、磨きをかけられた。
今回は特に、浅井さんと積み重なった呼吸感の上に、
小美濃くんの生音が爆音+遠鳴りしてきて、めちゃくちゃイメージを喚起された。

五島さんとの鮮度のある共同作業。
ノンさんの音が聴こえてくるドローイング。
やるたびにピントが合ってきた伴さんの写真とゆうひちゃん。
そして、北からやってきた山の男・鈴木丞さんのおかげで映像も残せそうなのが嬉しい。

次の予定は夏明けぐらいかなぁと思いつつ、作品を公開できたらいいなぁと思っています。

⛵ Bluemanship
日吉直行 - piano
小美濃悠太 - contrabass
浅井良将 - sax
五島昭彦 - recording
ナカガワ暢 - illustration, drawing
鈴木丞 - movie
伴智一 - photograph
伴ゆうひ - reception

【WS】あなたが生み出す身体表現

▷2/18(水)あなたが生み出す身体表現 セッション
場所:西部公民館 5F視聴覚室(奈良・学園前)
時間:15:00~17:00
出演:室尾由紀子 - ダンス 日吉直行 - ピアノ

▶2/22(日)あなたが生み出す身体表現 発表会
場所:学園前ホール(奈良・学園前)
時間:14:00~16:00
出演:室尾由紀子 - ダンス 野津昌太郎 - ギター 日吉直行 - ピアノ

 

2026年3月18日(水)お昼の盲導犬チャリティーコンサート@100BANホール(兵庫)

piano - 日吉直行
sax - 浅井良将

🕗 日時
12:10~13:00 (11:45 open)

🎫 料金
¥0(¥100の盲導犬育成チャリティー募金をお願いします)

🏢 会場
100BAN HALL
[住所]
神戸市中央区江戸町100番地高砂ビル2F
[アクセス]
三宮駅(JR・阪急・阪神)から徒歩7分

▷ お問い合わせ
✆:078-331-1728(100BANホール)
✉:hall@100ban.jp(100BANホール)

BLUEMANSHIP LIVE 2026

piano - 日吉直行
sax - 浅井良将
bass - 小美濃悠太

DAY1:3/28(土)100BAN HALL in KOBE
DAY2:3/29(日) アイガットサロン in Kyoto

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DAY1 in Kobe

🕖️ 日時
2026年3月28日(土)
開場 18:30 / 開演 19:00(終演21:00頃)

🏢 会場
100BAN HALL
[住所]
神戸市中央区江戸町100番地高砂ビル2F
[アクセス]
三宮駅(JR・阪急・阪神)から徒歩7分

🎫 料金
大人:¥ 4,000(当日¥ 4,500)
子ども:¥ 2,000
※現金のみとなります。当日会場にてお支払いください。

◼️ご予約・お問い合わせ
✆:078-331-1728(100BANホール)
✉:hall@100ban.jp(100BANホール)
✉:meisourecord@gmail.com(瞑奏録音)
※メールの場合、件名を「3/28ライブ予約」として、①お名前 ②電話番号 ③人数をご明記の上、お申し込みください。

主催:瞑奏録音

― 🌞 🌙 🌟 ―

DAY2 in Kyoto

🕒️ 日時
2026年3月29日(日)
開場 14:30 / 開演 15:00(終演17:00頃)

🏢 会場
アイガットサロン
[住所]
〒603-8142
京都市北区小山北上総町40-2
アイビルディング3F
[アクセス]
地下鉄烏丸線「北大路駅」下車徒歩2分

🎫 料金
大人:¥ 4,000(当日¥ 4,500)
子ども:¥ 2,000
※現金のみとなります。当日会場にてお支払いください。

◼️ご予約・お問い合わせ
✆:075-406-7643(アイガットサロン)
✉:meisourecord@gmail.com(瞑奏録音)
※メールの場合、件名を「3/29ライブ予約」として、①お名前 ②電話番号 ③人数をご明記の上、お申し込みください。

主催:瞑奏録音

― 🌞 🌙 🌟 ―

📝 Profile

日吉直行(ひよしなおゆき)|ピアノ
自由な発想と即興性に富んだピアノプレイを軸に各地で活動。多様な編成・アーティストと共演を重ね、フェスへの出演やメディアへの楽曲提供、3歳~90歳までの台湾や国内合唱団との共演共作、結婚式演奏のプロデュース、時代に合った学びの指導やワークショップ主催、哲学者との対談やまちづくりへの参画まで、領域を広げる音楽家として活動し続けている。
浅井良将(あさい りょうすけ)|アルト・サックス
1985年神戸市生まれ。トランペットを経てアルトサックスに転向。学生時代より数々のジャズコンテストで受賞し、甲陽音楽学院で研鑽を積む。国内外のジャズプログラム参加を経てプロ活動を開始。神戸ネクストジャズ準グランプリ受賞、NHK-FM「セッション2013」出演など、実力派サックス奏者として活躍している。
小美濃悠太(おみの ゆうた) |コントラバス
1985年東京生まれ。一橋大学社会学研究科修了。幼少期にジャズに出会い、コントラバスとエレクトリックベースを学ぶ。大学在学中より演奏活動を開始し、国内外の著名ジャズミュージシャンや舞台作品に多数参加。自身のピアノトリオや海外アーティストとのプロジェクト、欧州フェス出演など幅広く活躍している。

みみびらき -2026年宇宙の旅-

〜音の聴こえかたがバージョンアップ!?録音家・音楽家の耳で音を聴こう〜
これは、音で旅する体験。

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イベント概要│
録音(ろくおん)する人、音楽をする人はどんなふうに音を聴いているんだろう?
特別(とくべつ)なマイクを使っていつもとは違う聴こえ方で周りの音や、ピアノの演奏を聴いてみたりして、いっしょにそのヒミツに迫ってみよう!

会場│博多南駅前ビル(福岡県那珂川市中原1丁目120)

主催│こととば那珂川

協力│日吉直行・五島昭彦

体験できること│
・ふしぎなマイクでまわりの音を聴いてみよう
・音楽家のピアノ演奏を、マイクをつかって聴いてみよう
・音楽をする人と、録る人での音の聴き方の違いって?
・自分の耳の聴こえ方が変わる、新しい体験

プログラム紹介│
・展示 2/28(土)~3/8(日) 1Fギャラリー
音を奏でる人、音を録る人は、 どんな耳で世界の音を聴いているんだろう?音楽家・日吉直行さんと、 録音家・五島昭彦さんにインタビューして、音の聴き方のヒミツをパネルやオリジナルの作品で紹介します。また、雨音とセッションしたピアノの即興演奏音源『雨奏:Rainprovisation』の公開視聴も予定しています。

・ワークショップ 3/8(日) 2Fイベントスペース
特別なマイクをつかって、音を聴いて、録って、新しい音の聴こえ方を体験しよう。
世界の聴こえ方がきっと変わる、音の宇宙旅行。
[録音ワークショップ+ピアノ演奏]
時間:14:00~16:15頃
料金:大人¥2000 子ども¥1000(高校生まで)

・ライブ 3/8(日) 2Fイベントスペース
音楽家・日吉直行さんのピアノ演奏を、特別なマイクを通して聞いてみよう。
音楽を「聴く」だけじゃない、耳がひらく音楽ライブ。
[ピアノ演奏]
時間:19:00~20:15頃
料金:大人¥2000 子ども¥1000(高校生まで )+投げ銭

プロフィール│
日吉直行さん(音楽家)
自由な発想と即興性に富んだピアノプレイを軸に各地で活動。多様な編成・アーティストと共演を重ね、フェスへの出演やメディアへの楽曲提供、3歳~90歳までの台湾や国内合唱団との共演共作、結婚式演奏のプロデュース、時代に合った学びの指導やワークショップ主催、哲学者との対談やまちづくりへの参画まで、領域を広げる音楽家として活動し続けている。

五島昭彦さん(録音家)
中高時代から録音に親しみ、金田明彦氏に師事。「五島の家からは宇宙の音がする」と呼ばれたことから、金田式DC録音の世界初専門レーベル「タイムマシンレコード」を設立し、ジャズやクラシックから民族音楽まで、国内外の多彩なアーティストの録音プロデュースやレコーディングを担当。現在はDSD録音を中心に手がける。

お申し込み・お問い合わせ│
こととば那珂川(092-710-2003)/ mail@cototoba.com

20251029|雨を、奏でる。

先週末は、旧居留地ゴッホナイトの関連イベントで、半野外でのプレイでした。
土砂降りの中、お越しいただいた方々、ありがとうございました。

演奏前には神戸市立博物館の実際のゴッホの絵画を見に行きました。オランダ時代からフランス時代に向かって洗練されていく時系列に沿ったストーリーでしたが、実際見てみると一般的に印象派と呼ばれるゴッホの色彩感覚ではわかりにくかった、オランダ時代(オリジナリティがはっきり出てくる以前のスタイルのとき)の色遣いや質感を少し感じられたのが良かったです。思ったよりも淡い色の重ねが多いとか、暗くて矢印が自分に向かうような作品が多いとか。ドビュッシーもそうなんですが、初期の作品からだんだんとオリジナリティの形がはっきりしていくのも印象的で、多くの時間自分と作品に向き合いつつも、いろんなものを手放していったんだろうなと感じました。

演奏後は、土砂降りになっていたので本当に演奏するんだろうかと思いながら会場へ向かい、こんな雨の中だからこそできることをしたいなと思い、急遽五島さんに録音もお願いして、サウンドチェックもそこそこにパフォーマンスへ。

初共演の仙石さんは、3台のOHPを使いながらアナログでペインティングしていくスタイルのリキッドライティングで、音に対して色々な反応をしながら作っていくタイプのアーティスト。お互い何の打ち合わせもせずに、1時間のパフォーマンスを2セット、雨の中での即興プレイでした。いわゆるコール&レスポンスの即興に終始するというよりは並行で対位法的即興がベースなので、アートのジャンルの壁を一切意識することなくプレイできました。

このあたりの感覚は、コラボレーションという名の下においては平行線という罠に引っ掛かりやすく、実は簡単なようでなかなかできない部分。演奏後の対話の中でわかったのですが、仙石さんがこのスタイルになった背景やアジアの空気、アナログと即興の感覚など、普段から自分でも意識している要素がすごくシンクロしていて、このパフォーマンスは必然だったんだなと感じました。

なによりもこの日一番の主役は「雨」でした。野外楽の魅力のひとつというか、室内では起こり得ないランダム性と音のインスピレーション。仙石さんも僕も、雨がスイッチを入れてくれたことは間違いがないだろうし、こんな雨の中聴きに来られたすごくモノ好きな方にとっても、なかなか体験できない面白い時間になったのではないでしょうか。

個人的には、即興演奏ベースで途中に直観で指が動く曲と行き来しながら、自分の感性とプレイの一致感がめちゃくちゃ合った実感でした。すごく手放すことができた、それが前よりも一つステージが上がってできた感覚があったのが嬉しい。五島さんの録音を聞き返すと雨と音がプレイしている時と同じように感じられて、録り手も音に入り込んでいく瞬間が記録されているので、是非作品化したいなと考えています。また来年にはなりますが、僕と仙石さんに加え、とある偉大なミュージシャンを加えたトリオを考えているので、是非お楽しみに!

そして今週末は、Bluemanshipライブ!

▶11/1(土)Bluemanship Live
出演:日吉直行 - piano 浅井良将 - sax 小美濃悠太 - bass
場所:100BANホール(兵庫・三宮)
時間:19:00 - 21:00ごろ
料金:前売¥ 4,000 当日¥ 4,500 25歳以下¥ 2,500

▶11/2(日)Bluemanship Live
出演:日吉直行 - piano 浅井良将 - sax 小美濃悠太 - bass
場所:アイガットサロン(京都・北大路)
時間:15:00 - 17:00ごろ
料金:前売¥ 4,000 当日¥ 4,500 25歳以下¥ 2,500

20251005|ジョイントライブ

少し遅くなりましたが、つい先日、余呉の歌い手・木原鮎子さんの指導する合唱グループのジョイントライブが無事終わりました。未就学児から卒寿あたりの方まで、ソロありデュオあり少人数コーラスあり全体合唱あり、総勢4グループ100名!主に長浜市で活動されていらっしゃる照明さん・音響さん、木之本スティックホール関係者、丁寧なチラシ・プログラム作成を含めてみんなで作った良いコンサートでした👏
「発表会ではなくライブをする」というスタイルは、この合唱グループならではのもの。みんなの個性的な歌い方をそのままに、20曲を超える選曲とプレイのマッチ感をどうやって出していくか。鮎子さんや壮一郎さん達と対話を重ねながら、5年ぶりに一緒にプレイしたドラマー伊波さんと音づかいを確認して積み上げていきました。
僕は一緒に入り込んで作り上げていくスタイルなので、8月末の合宿から毎週神戸から湖北に通い続けていましたが、回を重ねるごとに良くなっていき、本番が1番いいパフォーマンスでした!また、照明や音響さん達とも前向きな対話をしながら作っていけたのも大きくて、写真を見ると照明の効果でだいぶ印象も変わるなぁと改めて感じました。
個人的な音楽の視点としては、
・せっかくホールでするなら生音を活用したいが、マイクも使うので生音とPAのバランスをどこに持っていくか
・演奏しやすさのための中音と外音の一致感
・合唱ならではの配置のこだわりとホールの反響板とピアノの蓋を使わないため、見栄えはよくなる分、音の面白さが難しくなることをどうやって仕上げるか
などをリハ段階からホールでトライできたのがとても助かりました。
プレイ面に関しては、個人的にドラムとのデュオ編成は楽しいですね。そのおかげもあり、自由に動きつつ、ここぞというところでは迷わないような音を提示しやすく、いつもよりもベースラインとサウンドの厚みを出していきながら、ステージ上で起こるすべてのことに反応する準備をして臨みました。今後子供達の中からピアノや楽器を弾く子が出てきたっていいし、個人的にはバンドもやりたいなと思っています。
余談ですが…いろいろな場所に行く度に都会vs田舎論争って確かにあるんですが、音楽に限って言えば、都会だから進んでいる音楽をやっているとも田舎だから古い音楽をしているとも全く限らないです。別に逆転したって混ざり合ったっていい。むしろ都会と田舎って言葉に必要以上に引っ張られて、自分からそこにはまりこんでいくような「意識的な何かがある」ことが課題だなぁと感じます。
即興界隈でそういう時によく言われるのが、音の新鮮さ問題。つまりどれだけ生き生きしているか、音に揺さぶられているか。前から僕が感じているのは、うたごえキッズを始めとする鮎子さんの周りにいる子供や大人達にそういう意識を感じたことがなくて、皆さんが持っている「生き生きさ」にいつも感銘を受けているのかもしれません。まさに、みんなが持っているライブ感の繋がり、ジョイントライブでした。

20250918|3500kmの移動

8/30〜9/13まで、神戸と滋賀・湖北を4回往復したのですが、それも9/21に木之本スティックホールである木原鮎子さんの指導する合唱・歌グループのジョイントコンサートのため。グループとしての良さ、完成度、生き生きさ、どれも確実に成長してます!また、5年ぶりに伊波大輔さんとタッグを組んで、ピアノとドラムのデュオで総勢100人・全24曲のステージを駆け抜ける予定です!
9/14・15は、福岡へ。九州大学の医学部に初めてお邪魔しました。2日間、芸術療法のフォーラムに参加して、従来の音楽療法や絵画療法のような括りではなく、アート分野と医療が入り混じる、次の15年を見据えた動きの始まりに関わってきました。僕自身も音楽家として一個人として、どう新しく面白く参加するかを考えており、次に向けてアイデアを投げ込んでみたいなと思います。
9/16から今日9/18までは用事があり宮崎へ。そして、9/23・24は長野へと向かいます。
この期間、移動する度に雨だったりして雨男を発揮しつつ、来週までの総移動距離をはかってみると、約3500km!日本列島の最西端・与那国島から北海道の宗谷岬までとだいたい同じらしく、日本列島横断した気分です🗾

20250828|たからもの

8/24〜26は、滋賀・湖北のまち余呉にて、木原鮎子さんの合唱団「うたごえキッズ」の有志メンバー19名(+低学年7名くらい)による音楽合宿に講師として参加してきました。今回で3回目になりますが、今年はソロを鍛えよう!ということでもうひとりの講師に長谷川まこさんが来られて、すごく充実した時間になりました。主役の子どもたち、主宰の鮎子さんやそういちろうさんを始め、サポートのそらくん、キッチンスタッフの皆様、保護者の方々、地域の皆様の協力あってのことです。大変お世話になりました。
***
僕目線の話をすると、この合宿は僕にとっても意味があります。それは選曲が毎年流行りの曲中心なので、流行りのポップスの面白さとアレンジに触れる楽しい時間なのですが、個人的に完成度をめちゃめちゃ高くしたいこともあり、アーティストとしてこれ以上ない面白い仕事になります。今回も自分にとっても響く音を磨くためのレッスンがたくさん詰まっていました。
もうひとりの講師のまこさんが合宿中に言っていたように、ライブのステージは、立つと高揚感を味わえるけれど、同時に底しれぬ恐怖感も味わう不思議で魅力的な場所。まるで、孤独なひろーい音楽の海に投げ出されるような気分になってもおかしくないはずです。そのためか、当日のリハでは不安で泣きだす子までいました。そんな中でまず頼りにされなければならないのは一緒にプレイする僕なので、先ずは状況判断を間違わないこと、どんなプレイをしても必ず拾って繋げる安心感を持たせるプレイをすることをとにかく徹底しました。この船は沈まないぞって。その上でそれぞれの能力を引き出しながら僕もやりたいことをやる、というのが僕の仕事でした。
そして、ライブはめちゃめちゃよかった。プレイ中に感じたのは、子どもたちと音の信頼関係が着実に積み重なっていることでした。合宿中にまこさんの動きを見ながら、その隙間のコミュニケーションを埋めていき、音で会話することに集中したおかげもあり、有名アーティストの有名な曲だけども、それを自分たちにしか奏でられない”うた”の域まで手を掛けられた、と忖度無しに思います。みんなよくついてきたし、そして去年からのメンバーは成長してここまでいけるんだって、驚いた部分です。
個人的にも、音を奏でるときに手を抜かないこと、深いところで音楽を舐めないこと、曲と自分とプレイの間の心の手続きを丁寧に描くことを音楽との出会いの初期に徹底したいと思うので、これからも優しい言葉で容赦無く要求していこうと思います。これを10年続けたら、どこまで高みに行けるか…楽しみです!
合宿を終えて、ライブを終えて思ったことがあります。“人と違うこと”は、音楽の世界では宝物なんです。でも、それが時代や社会の要請で奪われていく。ひっかからない言い回しや当たり障りのない言い回しを覚えて、人とうまくやることを教えてもらう環境”だけ”で果たしていいのでしょうか?自分にもっとこだわっていい、もっと素直に本音を言ってもいい広い場所を作ろうよ、と。僕は音楽の役割のひとつが、そこに眠っていると思います。
さて次のステップは、みんなと合わせる合唱とどう向き合うか。ときにはひとりで、ときにはみんなで。鮎子さんが希望を持って音楽と向き合っているのをすごく感じますし、子どもたちが今以上に音を出す喜びや楽しみを持てるように、今後もお手伝いしていけたらと思います〇