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日吉直行|Naoyuki Hiyoshi 音楽家・ピアニスト・作曲家

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『皆さん、要注意です。柔和な頼りなさそうなこの顔にだまされないでください。この男、いったん弾かせると「おぬしなかなかの使い手 油断ならぬな」に豹変します。』谷川賢作

1986年、宮崎県延岡市生まれ。神戸大学発達科学部人間表現学科で作曲や即興、音楽学など幅広い音楽理論を中心に学び、2012年に同大学大学院修了。様々な音楽を背景にオリジナル曲を中心としながら、多様な音楽家・アーティストとの共演・共作を通じ、意欲的な創作に取り組んでいる。

2013年、神戸を中心に日吉直行TRIO(日吉直行pf・荒玉哲郎wb・池長一美ds)によるライブシリーズを行い、1st album『into the Air』(TMCD-1003)をタイムマシンレコードよりリリース。2014年、野津昌太郎(ギター)とのデュオによる宮崎ツアー、Office Ohsawa企画によるヨーロッパ・ジャズ・シリーズによる来日アーティストのオープニングアクトを担当。2015年、日吉直行&野津昌太郎『Blinking』(TMCD-1007)をタイムマシンレコードよりリリースし、宮崎ツアーを敢行。また、ソング・エックス・ジャパン主催のジャズ・フェスティバル『JAZZTREFFEN2015』にピアノ・ソロ、デュオで出演。2016年、日吉直行&野津昌太郎デュオによる鹿児島ツアー、自身が主宰する「宇宙と音楽」をテーマにしたユニット『Canopu Ensemble』による小学校講堂や旧グッゲンハイム邸でのライブ企画、「自然や動物・植物」をテーマにしたユニット『fabre's fable』での愛媛・高知・徳島を巡る「四国音泉ツアー」などを行った。2017年、『とうめいTRIO』(宮崎真司gt・水谷浩章wb・日吉直行pf)による宮崎・熊本を巡るライブツアー、AIと即興演奏の可能性についてのトークイベントに参加した。

 

live schedule

 

【2017.07.16(日)】日吉直行Quartet(兵庫・岡本)
日程|2017年7月16日(日)
出演|日吉直行(piano) / 藤井美智(trumpet, flugelhorn) / 白石宣政(bass) / 伊波大輔(drums)
会場|Born Free(神戸市東灘区岡本2-5-8)
時間|開場19:00 開演19:30
料金|予約¥2500 当日¥3000
予約|078-441-7796 / bornfreekobe@gmail.com(ボーンフリー)


【2017.07.29(土)】Naoyuki Hiyoshi Trio(東京・池袋)
日程|2017年7月29日(土)
出演|日吉直行(piano) / 水谷浩章(bass) / 芳垣安洋(drums&percussion)
会場|池袋Apple Jump(東京都豊島区西池袋3-33-17東東部西池袋サンライトマンションB1)
時間|開場 19:00 開演 20:00 
料金|3000円(要オーダー)
予約|03-5950-0689(Apple Jump)/ naoyukihiyoshi0730@gmail.com(日吉)

 

【2017.()】Piano Solo(兵庫・三宮)
日程|2017年月日()
出演|日吉直行(piano)
会場|100BAN STUDIO(神戸市)
時間|開場13:30 開演14:00(1stage)
料金|予約¥2000 当日¥2500
予約| naoyukihiyoshi0730@gmail.com(日吉)

 

【2017.11.11(土)】Duo Live(兵庫・岡本)
日程|2017年11月11日(土)
出演|日吉直行(piano) / 宮崎真司(guitar)
会場|Born Free(神戸市東灘区岡本2-5-8)
時間|開場19:00 開演19:30
料金|¥2500
予約|078-441-7796 / bornfreekobe@gmail.com(ボーンフリー)

今日は、ピアノソロライブ@サロンデアームでした。

王子公園は神戸で初めて住んだ場所でもあり、非常に思い出深い演奏会となりました。

改装後さらに快適になったサロンデアームを管理してる本田さんを始め、録音は五島さん、調律には優子さんに入っていただきました。ありがとうございました。

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特に優子さんとは時間が許す限り細かいところをコミュニケートして挑みました。ネジをどれだけ回すかによって全然感覚が違うし、グランドピアノに限らずアップライトピアノでも色々とやっていこうと思っています。改めてピアニストと調律師で作り上げていく研究感がとても有意義でした。

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僕の音楽を初めて聴く方も、いつもいろんな編成を聴いて下さる方にとっても、「初めての演奏」を聴いていただいた感じがして、最初並々ならぬ緊張感がありましたが、あっという間に2時間を超える演目になりました。
オリジナル曲とアレンジ曲と半々くらいでしたが、よりピアノプレイに特化した音楽に取り組める嬉しさと課題というのもたくさん発掘できました。

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ピアノソロプロジェクトは渡り鳥がテーマ。そのテーマ曲は16分の20拍子(4分の4拍子)、16分の14拍子(4分の2拍子)、4分の7拍子の組み合わせでできてる拍子やリズムに特徴のある曲ですが、作ったはいいものの難しいので、これからレコーディングまでいろんな場所でブラッシングしていきたいと思います。
一人だと身軽なので色々な場所で色々な企画を作っていきたいなと。次回は9月後半〜10月頭になる予定です。

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いよいよ明日です!

今回10分を超える新作を作りました。毎回ライブの軸になる曲が直前にできるという不思議。これから弾いていくのが楽しみです。今日はサロンドアームをお借りしてリハーサルを。本田さんのこれからやりたいことが尽きないらしく、話を聞くだけでも楽しい時間でした。明日は優子さんの調律も入り、五島さんの録音も入ります。宣伝の絵はノンさんがライブ中に書いてくれたドローイング。みんな研究熱心でシビアに歩みをやめない人たちです。ぜひともです〜!

Piano Solo(兵庫・王子公園)
日程|2017年6月18日(日)
出演|日吉直行(piano)
会場|Salon de ame(神戸市灘区篠原南町6丁目1-8)
時間|開場13:30 開演14:30
料金|予約¥2000 当日¥2500
予約|090-3922-6280 / airline0121@gmail.com(サロンドアーム)

ピアノと向き合う

今週末のピアノソロのライブに向けていろいろと準備を。

ピアノを弾いていると、もちろん「即興で弾く」という瞬発的・感覚的行為が多くなるけれど、「楽譜に書かれた音を弾く」という整理・理解の行為もあるので、その準備というか練習に熱が入ります。ピアノを始めた頃から楽譜通りに弾いたり弾かなかったりしていたので、先生にはイヤミを言われたこともあったけれど、あんまり怒られたことはなかった気がします。

ピアノは、タッチの感覚、ダイナミクスレンジ、ペダリング、視線、椅子の高さ、譜面台をどうするかなど、気を配るところが無数にあるのですが、苦労なくたくさんの音を鳴らすことができる装置のようなもので、とっても複雑な響きを作り出すことができます。内部奏法も使えばさらに装置っぽくなるんですけど、その研究も果てしない…。

また、ピアノの技術と音楽性は必ずしも一致するわけではなかったりします。ピアノはとても上手だけれど作った曲の完成度と嚙み合っていない人もいるし、むしろピアノを全く弾けない人のほうが素晴らしい曲を作る場合もたくさんあります。

まぁ自分の評価はよくわからないので腕を磨くのみですが、意図しないところでピアノのスタイル(即興とか)や音楽に対する考え方がすごく似ている人というのも存在します。

僕は学生のときは全然意識したことなかったけれど、「(作曲家の)野村誠さんの即興とすごく似ている」と言われたことがあって、今回野村さんの作品を初めて取り上げてみることにしました。まだ1度か2度しかお会いしてないですが、今はインドネシアで音楽活動をされているようで、奇しくもインドネシアに興味がある僕にとっては、とても注目する存在です。

また、インドネシア以外に注目していることは、ビョークと渡り鳥(またはアイスランドに行きたい)。ビョークは世界的にカヴァーされているけれど、ピアニストにとってはちょっと難しい。というのもメロディラインがピアノでは表現しにくいこと、エレクトロニカの要素はアコースティックのピアノでは表現しにくいこと。今後自分の中でもテーマになりそうな予感。渡り鳥は、僕の好きな音楽家たちはみんな鳥をモチーフに音楽を作っていることに気づき、たまたま「WATARIDORI」というフランス映画を見ていたことから興味を持ち始めました。有名どころではメシアンの作品とか、つい最近来日してたマリアシュナイダ―もバードウォッチングをしていて書いた曲があったり、パスコアールやモンポウなんかも鳥にまつわる曲を書いています。将棋の世界でひふみんと呼ばれている加藤一二三さんも渡り鳥に興味があるとか。そこからアイスランドにも渡り鳥がいるということが分かり、アイスランドに行きたい!という思いを込めて曲を書いてみました。

これまで作ってきたオリジナル曲もソロ用にアレンジが進み、ライブに向けて準備が整ってきました。僕の今の家には生のピアノが置いていないので、とある場所をお借りして練習しなければならなく、これは課題の一つでもあります。ここ数年は他のところに視点があったのですが、ソロでは「ピアノ」という楽器に対峙しなければならない、そして誰にも頼れない。まさにピアニストにとっては背水の陣で敵陣に切り込む覚悟です(大袈裟)。

Piano Solo(兵庫・王子公園)
日程|2017年6月18日(日)
出演|日吉直行(piano)
会場|Salon de ame(神戸市灘区篠原南町6丁目1-8)
時間|開場13:30 開演14:30
料金|予約¥2000 当日¥2500
予約|090-3922-6280 / airline0121@gmail.com(サロンドアーム)

昨日は牧さんと萬さんと小前さんのトリオを見に伊丹alwaysへ。

久しぶりに行きましたが内装いろいろ変わってた。
 
トリオの音楽、とっても良かったです。
牧さんと萬さんのプレイは何回か聞いてきましたけど、昨日改めてイメージできたのは、呼吸のタイミングでこちらが受け取る緊張感や想像力の多さかなと。基本はコール&レスポンスのインタープレイ上でやり取りされるから見えなくなる部分もあるけれど、その奥にある音楽の豊かさを感じました~すごかった。
小前さんの音は初めて聞きましたが、ダイナミクスの展開も自然だったし、なによりすごーい活気がありました。生き生きしてた。
 
僕自身の音楽の聴き方も変わり続けてますが、最近は特に「呼吸」に焦点を当てて聴いていて、リズムがある音楽だろうが無い音楽だろうが見え方がぐ~ンと広がった印象です。
目の前に派手に見える音楽のロジックよりも、その奥にある活気のある空気感、演奏家としてのプレイに向かう姿勢、その根底にある信念や想いが聴こえてくる音楽はとっても素晴らしいなと思います。