20230315|台湾の感情に触れる

TWN🇹🇼 → JPN🇯🇵f:id:naoyuki0730:20230315192135j:image雖然很短,但是和充滿刺激、經驗和溫柔的人們一起度過了充實的旅行! 另外,透過音樂,交到了跨國的朋友,真的很有意義○承蒙關照的各位,非常感謝🍻

短いけど、たくさんの刺激や経験と優しさに溢れた人たちとの充実した旅でした!また、音楽を通じて、国を越えた友人も出来て、本当に有意義でした○お世話になった皆様、ありがとうございました🍻

今年あたまに指揮者の平林さんと飲んだ際に決まった台湾訪問。お互いにビジネスパートナーではなく、音楽の友人として、純粋に楽しみました。f:id:naoyuki0730:20230315191627j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192743j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192751j:image初日から2日目の午前中は台北。前もって調べていた、それぞれの気になる施設やお店、食べ物を中心に。また、台湾と言えばお茶のイメージがあるけれど、珈琲文化も根付いているようです。僕のライブでも出店して頂いたFUSHI COFFEE ROASTERSさんオススメの珈琲屋さんを巡ったりしました。f:id:naoyuki0730:20230315192538j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192627j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192703j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192433j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192409j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192341j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192302j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192902j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192837j:imageその後、新竹へ移動して、心築愛樂合唱団さんの団員でもある彭さんと3人で新竹市内を少し探索。台湾のシリコンバレーとも呼ばれる新竹という街は、かなり古い建物と新しい建物が入り混じり、日本統治時代の建物も数多く見られ、より台湾と日本の関係を肌で感じました。f:id:naoyuki0730:20230315191339j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191344j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191739j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191752j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191808j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191854j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191840j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191927j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191952j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192009j:imagef:id:naoyuki0730:20230315192031j:image夕方には、指揮者の張筱琪先生、彭さん、黄さん、陳さん、唐さん一家と一緒に豪華な夕食会。特に唐萬欣さんは日本語がめちゃくちゃ堪能で、僕の分かりにくい話を皆さんに伝わるように通訳してくださいました。(大変頼ってしまいました。ありがとうございます。)f:id:naoyuki0730:20230315191023j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191057j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191047j:imageその後、合唱団の練習を覗きに。小学校の跡地で練習をされていて、真っ先に聴こえてきた曲が『月亮代表我的心』。僕が日本でよく演奏している曲です。月は遠く離れた人と人を結びつけるモチーフで、日本ではテレサ・テンさんが歌ったことでも知られています。おそらく訪問に合わせて歌ってくださったのではないかと思いますが、粋な計らいで歓迎してくださいました。f:id:naoyuki0730:20230315191128j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191157j:image指揮者の張先生の指導は、言葉では分からなかったけど、何を伝えたいかは明確に感じ取れて、音楽は言語に関わらず楽しいなと感じた瞬間でもありました。またピアニストの彭振毅さんのピアノも良かった。とても合唱を引き立てるような優しさに溢れた演奏をしていて、日本では聴いたことのないような歌との距離感に新鮮さがありました。f:id:naoyuki0730:20230315191215j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191408j:image団員さんの合唱に向かう姿勢や眼差しがとても良くて、音楽を歌をそれぞれに楽しんでいるのが伝わりました。練習の最後には、平林さんがお話をされて、流れで『月亮代表我的心』を演奏することに。いつも通り、ピアノの蓋を外して、弦を弾いたり、即興しながら演奏しましたが、皆さんしっかり聴いて反応してくださいました○(優しい)。その中で張先生が、「音と音の間に詩を感じた。台湾の感情に触れて下さってありがとう。」(だいたいそんな感じ)と仰って下さったのが、とても印象に残っています。f:id:naoyuki0730:20230315191229j:imageこの「台湾の感情」という言葉は、歴史の話でもあるかもしれないけれど、僕の中の"音楽ってどこにあるの?"という問いに向き合うものでもありました。以前に、哲学者の那須耕介さんと「音楽は最初からみんなの中にある訳ではなく、間に立ち上がってくるものだ」という感覚の話をしたことがありましたが、今回のやり取りを通じて、初めて出会った人や場で作られる関係性の中に音楽が出来上がってくるんだという実感もあったし、「台湾の感情に触れる」という経験をさせて頂いたのは、僕の宝物になります。f:id:naoyuki0730:20230315191310j:imagef:id:naoyuki0730:20230315191250j:image拙さの彼方へ。勇気を与えて頂きました。これから、この交流を広げていけたらと思います!