20230306|冬のカメラ、音を気遣う

■冬のカメラ
今日はすっかり春でしたが、先週までは冬でした。先週末は京都で仕事のあと、写真家のはらまいこさんと伴智一さんと、とあるカフェにて会合。実はこのメンバーで集まることもしばしば。f:id:naoyuki0730:20230306181438j:image遅めのランチもほどほどに、様々なレンズが机の上に並びました。金額だけで言えば、恐らく100万円以上はするのだろうけど、機材の良し悪しはそこで決まらず。というのはどの世界も同じ。メーカーの違いから始まり、何ミリのレンズがしっくり来るのか、ボディの形状や重さ、手の馴染み方、温かさと冷たさと。f:id:naoyuki0730:20230306181449j:imageたとえ自分が写真家でなくとも、これらの話は音楽の話と全く一緒なので、僕も写真を撮りたいなと思っていた矢先に、すっかりお二人に乗せられて、試しにフィルムカメラを買うことに。まいこさんにアドバイス貰いながら、帰りに買って帰りました。ちょっとずつ練習します。f:id:naoyuki0730:20230306181508j:imagef:id:naoyuki0730:20230306181530j:image

■音を気遣う
まいこさんも伴さんもタイプの違う写真家だけど、共通しているのは音への気遣い。写真や音楽の垣根を越えて、「そうだよね」となれるのがとても楽しい。f:id:naoyuki0730:20230306181547j:image

まいこさんと帰りにタイ料理屋さんで打ち合わせもしたのですが、印象的だったのは「音を気遣う」話をされたこと。そういえば、伴さんも同じ話をしてたなぁ。f:id:naoyuki0730:20230306181554j:image僕は普段の生活の中で、極力身体に音を透さないようにしています。多分まいこさんも伴さんもそのタイプの人なんだと思う。生きてたら、それでも音を浴びてしまうものだけど、音を気遣うだけで、言葉の使い方も人への接し方も変わってくる。それは単に神経質になるのではなく、積極的に音と向き合う話。f:id:naoyuki0730:20230306181607j:imageこの話を、"音を撮る"写真家たちからされたことに、はっとさせられた、そんな週末でした。