20230323|合唱と卒業

今週火曜日は、hoshibuneのメンバーである木原鮎子さんの指導する合唱団、うたごえキッズとかえでグループが参加する余呉文化ホール最後のコンサートにピアノで参加しました。文化ホールの建物自体は残るものの、管理者不在のため、結果的に使えなくなるということになるそうで、ずっとこのホールを使ってこられた団体などは愛着や思い出もあるだろうし、やり切れない思いはあるだろうなと感じていました。

うたごえキッズは、未就学児から中学生まで。かえでグループは、平均年齢70歳越え!二つの団を合わせると年齢幅がかなりあって、先日の福岡の音楽療法で接した方たちとの経験を合わせると、最近色んな人と音を出させてもらってるなって感じます。

今回は事前のリハーサルも出来なかったので、本番前のちょっとした合わせだけで、ステージに立たなければなりませんでしたが、みんな肝が据わってて、本番はばっちり○

特にうたごえキッズは、僕が関わり出してからだけでも、変化があるのがわかります。それは生音の体験がいかに大事か、そこから音に対して意識的になっていく経験が作用してるように思います。そして、今回卒業するともあきくんとみやびちゃんは最後のステージでしたが、立派にやり遂げました○

(みんなと等しく接してるつもりですが、写真を撮ったのがともあきくんだけなので、今回は彼の写真だけあげてます)f:id:naoyuki0730:20230323182841j:image

特にともあきくんは、僕のピアノに興味を持ってくれて、中学生とは思えない感性と言葉を持ってます。それは才能だし、宝物です。

いま世の中の数ある仕事の中で、感性と言葉を持ってできる人がどれだけいるだろうか。どんな仕事でもそれがあるか無いかで豊かさと広がりが変わる。そして世界の広さも変わる。

彼には那須耕介さんの本をプレゼントしました。金言がたくさんあると思う。これから高校生になって、どんな道を歩んで、どんな人達と出会っていくのか、分からないけど、どんな選択をしてもうまくいくと思う。もし迷ったら、自分を信じ切って欲しいと思います。

卒業おめでとう。