20211214|神戸大学での講議

月曜日は、母校の神戸大学にて大田美佐子先生の担当されている音楽文化史2という授業で昨年に引き続き特別講義をさせて頂きました。

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タイトルは「歴史の対流」。ジャズや即興演奏の歴史を通して、自由の理念をどう捉えるのか。ひとりの音楽家として社会とどうせめぎ合うのか。歴史はキレイごとから生まれてきたわけではないという始点から、みんなの身体がついていくことを意識して話をしました。

半分以上が昨年には無かった視点というか、この1年で広がった考えを盛り込んで、ライブと同じように、ピアノを弾いている時と同じ感覚で、スリルを楽しみながら大田先生や学生さんにぶつけて見ました。

言葉はプレイと同じで磨くことができます。音楽家にとって言葉を扱うことは、難しい話をしたいからではなく、プレイと同じように深いところまでいこう、そしてアタマとカラダのドライブ感と共に、遠くまで行こう、ということなんだと思ったりします。

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