12/18に行われたSolo & Duoライブ、そしてアーカイブ配信も無事終えました。ご来場&ご視聴頂いた方々、ありがとうございました!
1stと2ndで違うスタンスのライブを体験してもらったり、これまで続けているゼロベースの音楽作りは、作り手側にも刺激と成長があります。
音楽をしながら、音楽を手放す。
最近僕がテーマにしている感覚なのですが、この一見矛盾するような2つを同時に引き受けてみたい、と思うのです。それが僕のライブ・ベースになりつつあります。
そう言えば、100BANホールの響きは、改装後とても繊細になりました。特に生音にとって、楽器の角度、立ち位置と距離感など、少しの変化で大きく音楽に作用します。
その変化を音にするのも、全ては"聴く"ことから始まります。それが、"手触り/タッチ"によって空間に・身体に染み渡っていく ー アフリカで打楽器奏者がwitch doctorと呼ばれるように、それを使いこなすこと=魔法なのだと、納得できた気がします。
楽器を奏でる者として魔法使いを目指すことは、ある意味ロマンなのかもしれません。でもその力に謙虚でどこまでいられるのか...それを鍛えなければなりません。
生音を体験することは、これからの音楽文化にとって重要だと口にするのは簡単だけれど、特に多面的でキャラクターのある場所で在り続けたい、そうなるようにチャレンジし続けなければならないと改めて感じました。
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Naoyuki Hiyoshi & Ryosuke Asai
Solo&Duo Concert "ONGEN!"
at 100BAN Hall in Kobe
18th, December, 2021
🎧 Sound Crew
piano:日吉直行
sax:浅井良将
録音&配信の音:五島昭彦(Time Machine Record)
ピアノ調律:鈴木優子
スイッチャー:村上和帆
出店:FUSHI COFFEE ROASTERS
写真:吉成聡志
📋 Set List
1st Set
Lament of Yamabe / 山辺のラメント
Maboroshi
Beatriz - Chico Buarque, Edu Lobo
Milonga Gris - Carlos Aguirre
The Silent Night
Shirabae / 白映
2nd Set
月の映画館
Bitter Sweet - Don Sebesky
Sieve of Eratosthenes / エラトステネスの篩
Let Free
Sete Anéis /7つの指輪 - Egberto Gismomti
tobali to hibari
encore
I remember you - Victor Schertzinger, Johnny Mercer