20190308 TRIO

水谷さんと浅井さんとの初顔合わせのライブでした。
僕の曲をいつも演奏してくださるとお二人と組み合わせてみたらどうなるか。今回のように今までの感覚を壊して次につなげていくライブもまた貴重なもので、ミュージシャンの今を感じられる瞬間でもあります。

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ライブのセッティングが横一列に近い形になったので、客席をアレンジして、水谷さんの提案のもと、楽器との距離感を近づけた円形の客席にしてみたところ、とっても良かった。次回もこれは採用したい!

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最近の感覚でもありますが、サイレントな音に対するエネルギーと集中力がとても要求される音楽でした。だから1stは短かったはずなのに、いつもより消費が大きく、なかなか今まで感じたことのない疲労がありました。演奏の中で言いたいコトバを深く出してしまったために、演奏後にしどろもどろになってろれつが回らないくらいになることが多々あるんですが、みんなそんなことはないのかな?

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そして、今日断片がつながり晴れて曲になった作品も早速やってみました。タイトルは「into the Air」。実は1stアルバムのタイトル名でもあるんですが、断片のメモを最近発見し、今朝一気に仕上げてみました。この曲はメロディが書かれておらず、フォームだけが与えられているため、作曲と即興の境目を行ったり来たりしなければならないこれまでとはちょっと違った曲です。それを見事な空間の使い方で演奏した浅井さん。特に、水谷さんのルバートライン、感動的だった。最後はレナードコーエンのハレルヤを。

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この空気のある写真は、吉成さん。
思いがけず音楽家の山村誠一さんにもお会いできました。
ぜひ次回も企画したいと思います◎