1/8 音合わせと打ち合わせ

この日は10月にソロライブをさせていただいた堀切菖蒲園のカフェaire amenoさんを訪れて、フィドル奏者の内藤希花さんと音合わせ。彼女は5年前に初めて音を聴く機会があったのですが、その時の呼吸感と歌い方が日本人離れしていた印象がずっと残っていました。数年を経て今年から新しいプロジェクトを思いついたので彼女しかいないと思い思い切ってオファー。アイルランド音楽という伝統やフィドルという楽器に向き合う姿勢と僕の異種格闘技のような音楽姿勢はもしかすると真逆の部分があるのかもしれないけれど、フィッツジェラルドが「知性とは、2つの相反する考えを同時に信じることができ、それを持続し続けるものである」と言っているように、何か新しいことをするときにはこの勇気が不可欠だと思っています。お互いの音楽的背景や普段の音作りの習慣が違うのも承知で取り組む音楽はとても民主的だと思うし、楽譜という便利なメディアを使わないということや調性の設定から目線まで、音楽の基本的な部分がとても楽しい音合わせとなりました◎その後、素敵な雨宮夫妻と4人でお蕎麦屋さんにてパシャリ。楽しい時間~。

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夜は、僕がホテルに財布を置いてきたまま(ぼーっとしてて)外出してしまい、なんと!師匠とも言っていい谷川賢作さんにご迷惑をおかけしたり(笑)、鳥をモチーフにジュエリーや小物作品を作られる作家アーティストの中本ゆうこさんとの打ち合わせにまでご迷惑をおかけするダメっぷりでしたが、何とか東京での濃い日々を終えることができました。最後まで気を抜かないこと!肝に銘じておきますm(__)m